【都内子育て】2LDK→1LDKにあえて妊娠中に引っ越してみた① ~準備編~

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こんにちは。ヘフミュールです。
赤ちゃんが生まれたら部屋はどうしよう。レイアウトを変えなくちゃ。間取りは1LDKじゃ狭いかな?

そんな疑問、悩みを持つ方は多いと思います。我が家ももれなく同じ状況に陥っていました。
そしてなんと、2LDK⇒1LDKと狭い家に引っ越すという決断に至りました。

家族が増えるのに部屋が狭くなるとはかなりのレアケースだと自覚しています。
なんせエゴサーチ大好きな私が調べても、家族が増えるのに部屋を狭くする家庭なんてほとんど前例がないのですから。
前例がないのなら書いてしまおう。ということで、何故、家族が増えるタイミングで部屋を狭くしたのか、その理由と実際に住んでみてどうだったか(まだ子供は生まれていませんが・・)の感想を述べていきます。

※執筆に熱が入りすぎて長くなってしまいそうだったので記事をいくつかに分けました。この記事は第1話です。

※23/5/1追記

1LDK、住んで1年ほど経ち、限界が来たので引っ越します(笑)

この記事は当時の意思決定を記憶に残すためにそのまま残しますが、1LDKで子育て出来るかも?と思ってサイト辿り着いた方は、↓の記事を見ていただいた方が現実が分かって手っ取り早いかと思います。

一方でこの記事に書いてある妊娠中の引越し時期については今も意見は変わっていないので、興味がある方はこのまま続きをご覧ください。

この記事がおすすめの方

  • 都内在住
  • 共働き夫婦で出産後も継続予定
  • 実家が遠方
  • 赤ちゃんが誕生後の住まいに悩み中

引越し理由

早速ですが、まずは引っ越しした理由についてです。
理由については引越し前後で部屋の条件がどのように変わったかを見ていただければわかりますので、
まずは以下の比較表を御覧ください。場所はどちらも東京23区内になります。

旧居新居
間取り2LDK1LDK
広さ60㎡47㎡
各居室タイプLDK15畳+洋室6+洋室5.5+SICLDK12畳+洋室6.5+WIC+居室外クローゼット
駅距離徒歩10分徒歩10分
通勤時間(夫)50分40分
通勤時間(妻)50分30分
保活難易度★★★★★★★★★☆

冒頭にも記載したように部屋を狭くする引越しを決断したため、間取りや広さ等居室に関する条件は悉く悪化しています。では、条件が引越し前後で良くなっているのはどこでしょう?注目は下3行です。
つまり、「通勤時間&保活難易度」。この2点が引っ越しの理由にほかなりません。ではこの2点を部屋の広さよりも大切だと考えた背景について、我が家を取り巻く環境を交えてお話します。

通勤時間

共働きであること&実家が遠方

まず、我が家は共働きを子供誕生後も続ける予定です。経済状況もありますし、妻が外に出ることが好きなので希望しているということもあります。
となると、子供が生まれる生活をシミュレーションした場合どうなるか。当然ですが、保育園に入ることはまず必須です。

共働きで保育園が不要になる可能性があるパターンとしては実家が近く祖父母に頼れるパターンがあります。しかし我が家の場合、実家も最短の移動手段でもそれぞれ2~3時間程度かかる場所にあります。

↑実家が・・・実家が遠い・・・(※写真は以前旅行した明石海峡大橋です。本文とは関係ありません)

おそらく共働き&実家が遠方パターンの家庭は東京には多いと思いますが、このような私たちにとって保育園に入れるかどうかは共働き継続の死活問題で、何を差し置いても保育園に入れるという前提は確保しなければなりません。

そして保育園に入れた場合でも送り迎えを夫婦2人で毎日行わないといけません。日々のイベントになるわけですし、万が一子供に何かあった場合、助けに行けるのは我々夫婦だけ。それに、保育園送迎だけでなく日々の家事もこれまで通り行う必要があります。たとえ10分でも、通勤時間が長いことにより生じる無駄はなるべく軽減したい・・・
1~2年後の自分の生活をイメージした時、ごくわずかな通勤時間を猛烈に無駄と思う未来がとても簡単にイメージすることが出来ました。

今でも1時間以内で通勤できるため都内の中では平均的ではあると思いますが、そのような考え方から少しでも勤務地に近づき、なるべく時間を有効活用したいという意見に夫婦で一致し、通勤時間の削減を引っ越しの第1テーマにしました。

保活難易度

現居住地の保活が激戦

さて、前述のように保育園に入ることが死活問題であるにも関わらず、東京は未だに地域によっては保活が大変厳しい場所が多いです。
私の住んでいた地域も例外ではありませんでした。ネットで調べる限りは目を背けたくなるような厳しい意見ばかり(例えば最寄り駅から3駅隣の保育園しか入れなかったとか、そもそもどこも受からずやむを得ず妻が職場復帰を延期or諦めた、など・・・)です。

でもネットの口コミなんてあてにならん!ええい!直接聞いてしまえ!と一縷の望みを託して向かった区の相談センターでも、その希望は儚くも打ち破られました。「あ、これ引越しや。場所変えなあかん。」

この人口過多な東京を嘆くあまりに関西弁風になるほど、私のベクトルは引越しへと傾きました。
あくまで可能性の話ですが少しでも保育園に入れる可能性を上げるために、競争度の高くなさそうな地域に引っ越したほうがいいのではないか、という結論になりました。

↑この大都会・東京とは美しくも、なんて生きていくのに厳しい世界なのでしょうか・・・

ちなみに23区の保活事情については調べた限りの情報を別途記事にしたいとも思っていますが、少なくともここ数年は東京都の中でも多くの自治体がこの問題に取り組んでいることもあり、それまでの大激戦から激戦くらいには楽になっているようなので、現在妊娠中の方も自分の住んでいる地域の保活事情は軽く目を通しておいた方がいいと思います。

情報収集の仕方としては、たとえば区のホームページで現在の空き状況も随時更新されていますし(今空きがあるから自身の子供の入園時も空きがあるわけではないのであくまで目安ですが)、twitterやGoogleで「〇〇区 保活」と検索すれば、情報発信している方がいる地域であればかなり細かい情報を手に入れることが可能です。

ともかく、このような理由から、私たちは引越しを決断することになりました。

引っ越しの時期について

【結論】我が家の場合は妊娠中期で正解でした

さて、ここで本題から少し外れますが、引越しの時期についてです。
私たちの場合は妻が妊娠6~7カ月のいわゆる安定期に内見~契約~引越しまで完了し、結果的にこの時期でよかったなと思っています。

出産前or後?

まず、出産後ではなく出産前にした理由として2つあり、1つは出産後の方が精神的にも時間的にも余裕がないだろう、と想像したことです。また引越し後は何かとバタバタするので、先に引っ越しを完了させて家が落ち着いた状態で赤ちゃんを迎え入れたい、という気持ちもありました。

もう1つは、赤ちゃんは環境の変化に敏感なので、生まれてすぐに環境が変わるのは良くないということを聞いたためでもあります。これについては真偽も不明ですし、里帰りする我が家では生まれてから産院→妻実家→自宅と移動しまくるので何をいまさらという感じですが、そうはいっても引越しの準備も含めてあわただしい日々を送るのはあまり良いことではなさそうだ、という点は同意出来たので、引越しは先に済ませることにしました。

一方で、出産後に引っ越しをする場合のメリットももちろんあります。

  • 妻の体調だけを見れば出産後の方が負担は少ない
  • 生まれてからの方が子供のいる生活をイメージできる

ただ、上記のメリットがあると言ってもなんといっても初めてのことです。きっと想像もしない大変なことがあるでしょう。それに、部屋探しは内見や不動産屋巡り、そして荷造りなど、今はオンラインで大半は解決するとはいえ手間のかかる作業の連続です。

ドラゴンボールのように過剰な負荷をかけて己を鍛えたいならいいかもしれませんが、我が家はそんな超人でもないので、初めての子育てで慣れない中で更なる負担をかけることは避けようという結論になりました。

じゃあ妊娠中のいつ引っ越すか?

では出産前に引っ越すことが決まったら、いつ引っ越すか、です。
我が家の場合前述の保育園問題などが具体的に分かった時点で妊娠中期だったので、お腹がどんどん大きくなる前になるはやで引っ越そうということで、6~7カ月頃の引越しとなりました。

いわゆる安定期ではありますが、妊娠期間を経て分かったのは安定期なんてものは特にないということです。つわりの有無程度はありますが、こと引越しという重労働にあたっては安定期だからと重い荷物を持って持ち運ぶのは避けた方がいいと思います。

なので、重要なのは時期よりも、如何に夫側が荷造りを率先して出来るかにかかっています。
逆に言えば、極論として妻が身一つで移動すれば引越しが終わっているくらいのことが出来るのであれば時期はいつでもいいのではないでしょうか(もちろん臨月とかは別です)。

とはいっても内見をしたい場合もあるとは思うので、近距離移動が負担が少なく出来るという意味ではやはりお腹が比較的小さい妊娠中期までに引越しが出来るとべストではないでしょうか。

また私たちの場合6,7カ月でよかったもう一つの理由は、里帰りがあったことです。
里帰りは通常9カ月頃になるので、6,7カ月に引っ越しをすることで新居に慣れる時間も1か月以上取ることが出来ました。

そういう意味でも、当ブログのおすすめは妊娠中期になります。

では、引越しの時期が決まったところでどんな部屋を選ぶか?という話は②へ続きます・・・