【都内子育て】2LDK→1LDKにあえて妊娠中に引っ越してみた② ~お部屋選び&感想編~

【都内子育て】2LDK→1LDKにあえて妊娠中に引っ越してみた② ~お部屋選び&感想編~

こんにちは、ヘフミュールです。この記事は、子育てが始まるにあたってわざわざ部屋を狭くするという普通では考えにくい行動を起こしてしまった夫婦の物語です。

引越しに至った背景は①をご覧ください。今回はその続き、いよいよ部屋を選ぶと、その後の肝心な実際住んでみてどうだったの?っていう話です。住んでみてどうだったの?は一番最後に書いていて、途中は部屋探しの条件という個人的な情報も含まれているので、感想のみ知りたい方は最後をご覧ください。

部屋探しの条件

さて、引越しするという意思決定がなされた我が家。となると当然ですが、部屋を探す必要があるわけです。余談ですが私は人生で既に10回以上の引越しを経験したプチ引越しマニアです。もちろん好きでやっているわけではないのですが。なので育児云々に限らずまず引越しで大切にしていることをお伝えします。

それは、「探しすぎてはいけない。」です。

理想の家に住みたいという気持ちは世の中誰でも同じです。とはいっても理想の家なんてそうそう見つからない。それも心の中では分かっています。

でも人間というのは欲張りなので、例えば1件目に内見した部屋が70点くらいだとしても、「もうちょっとスーパーが近いとなあ・・・2,3件見ればもっといい部屋がありそう」と比較してしまいがちです。そしてそうそうしているうちに70点の部屋も他の人に先を越されて、残ったのは60点の部屋、なんてことも。

前置きが長くなりましたが、そんなわけで我が家では絶対に譲れない、できれば譲れないの2つに条件を分けて、絶対に譲れないが満たされればもう決めてしまうというスタンスで引越しをしています。

そして今回、子育てをしていくにあたって求めた条件は以下です。今回は子育てと関係なさそうな条件は割愛しています。

絶対に譲れない

  • 通勤時間(妻)30分前後(ドアtoドア)
  • 駅徒歩10分
  • 保育園の入りやすさ
  • 駐車場が徒歩5分以内
  • WIC+αの収納力

さて、1つずつ見ていきましょう。

通勤時間&駅徒歩

ですが、これは①で書いたように、通勤時間を削減して子どもとの時間を最大限活用することが大前提の引越しなのでマストです。これが満たせないようなら引越しはしません。

保育園の入りやすさ

これも同様に前提条件ですね。一方で保育園に入れるかどうかは不確定要素がかなり強いので、以下の3つの条件を基にエリアを選定しました。

  • 周辺の保育園の数、場所
  • 現在の空き状況
  • その行政区の倍率・点数の情報

1点目の保育園の数、そのエリアに大勢赤ちゃんがいればその限りではないですが、単純に絶対数が多い方が入れる確率が上がるだろうという考えもあります。あとは現実的に送り迎えを考えたときに、駅へのルート上にあるか等という点も考えました。

2点目の空き状況は、実際には自分たちが申し込む段階にならないと分からないですが、少なくとも現在の空き状況は区のHPなどで確認できます。ですので、最低限通えそうなエリアに今時点でも空き状況があれば、空きがないエリアより入れるだろうという判断です。もちろん、今の空きがイレギュラーな理由な可能性もありますし、空いている園がめちゃくちゃ評判が悪い可能性も無いとは言えないので、あくまで目安です。

3点目が最も重要かもしれません。引越ししたいなと思う区(市)をいくつか絞り込めたら、具体的なデータを調べに行きます。区によって公開している細かさは様々ですが、どの程度の倍率であったとか、どういった基準で点数を付けているかは掲載されていますし、また実際に住民の方でどの点数でどんな結果だったかを掲載しているHPなどもあるので、色々なワードで引っ掛けて調べました。

駐車場が徒歩5分圏内

車持ちの我が家にとってはこれも絶対条件です。車を売ってまで引っ越すことは考えていませんので。とはいえここで大事なのは、マンションの敷地内駐車場ではなく、徒歩5分圏内まで範囲を緩めていることです。

都内(特に23区)ではマンション併設の駐車場を探し出した途端、条件に合う物件がガクッと減ります。特にファミリータイプだと車を持っている人が多いこともそうですが、そもそも敷地が限られており駐車場がほとんど用意されていない物件もあるためです。なので冒頭にも書いた「探しすぎない」をモットーにすると、徒歩5分くらいなら許容圏内として考えました。

なお、駐車場の条件を徒歩10分くらいまで広げるのはやりすぎです。自分の車に乗るのに往復で20分もかけていたら絶対にそのうち億劫になって乗らなくなります。

WIC+αの収納力

これは、今回最初から部屋を狭くすることも想定していたために条件に加えました。もともと住んでいた2LDKは収納がものすごく多かったわけではないですが、2LDKのうち1つの洋室を寝室にしており、もう一部屋はテレワーク部屋だったので、テレワークのデスク以外は空きスペースとなっていました。なので半分に持つ置き場にも出来ていたのですが、1LDKだとそうはいきません。

なので、2LDKを希望しつつ、予算に収まらない場合はWICなど収納が多ければOKという2者択一の条件としてこれを加えました。

できれば譲れない

続いては、出来ればあったらいいなという条件は以下の3点です。

  • 2LDK
  • 2階以上
  • リビングと廊下で分かれている部屋(寝室)が少なくとも1つある

2LDKは先ほども書いた通り引越し前の家と同じ間取りなので出来ればキープしたいと思う一方、収納が多ければ1LDKでもいいかなと言った感じです。

2階以上は防犯上の理由もありますが、単に好みの問題でそれ以上の理由もないのでスキップします。

最後の「リビングと廊下で分かれている部屋(寝室)が少なくとも1つある」、これは子育て世帯には重要です。知っている方はご存知でしょうが、リビングからスライドドアで挟まれた洋室ってよくありますが、あのスライドドアでリビングとつながってる部屋って結構音漏れるんですよね。今回、赤ちゃんと一緒に住む家で、かつテレワークも継続される仕事柄、少なくともリビングと廊下がちゃんと仕切られた部屋が1つは欲しい、そう思って追加した条件です。

最近は分譲マンションでもリビングイン洋室のパターンが多いですが、スライドドアではなく普通のドアであっても遮音性は劣るので特に赤ちゃんのいる世帯は軽視しない方がいいです。

引越しを決めた部屋について

さて、上記のような条件でどういう部屋に引っ越したのかは①でも書いてしまったのですが、再掲するとこんな感じです。

旧居新居
間取り2LDK1LDK
広さ60㎡47㎡
各居室タイプLDK15畳+洋室6+洋室5.5+SICLDK12畳+洋室6.5+WIC+居室外クローゼット
駅距離徒歩10分徒歩10分
通勤時間(夫)50分40分
通勤時間(妻)50分30分
保活難易度★★★★★★★★★☆

ご覧いただくと分かるように、絶対条件はすべてクリアしました(表に記載ありませんが駐車場も近隣に確保しました)。

ちなみにこの物件、内覧してその場で決めました。というのも、引っ越した時期は繁忙期でもなかったにも関わらず、問い合わせした物件(4件)のうちこの物件以外がすべてタッチの差で先に埋まってしまったからです。

まあ、不動産屋さんってみんなさっき埋まっちゃいました!とかいうし、スーモとかも放置されている物件情報とかもあるので半信半疑ではありますが、案内できないと言われた以上しょうがない。

それでこの物件については運よく内見も出来たうえに、必須条件は満たしている。1LDKだしスーパーもそんなに近くないし日当たりもイマイチだけど直感で70点くらいはある。ということである種勢いで決めた感じです。

1LDKに赤ちゃんと住んでみた感想

さて、一番聞きたかったであろう1LDKで赤ちゃんと住めるの?という点ですが、率直に言って住めなくはないけど結構ギリギリといった感じです。

そう思う1番の理由としては、赤ちゃんが生まれると想像以上に荷物が増えるということですね。これは正直引越し前は過小評価していました。赤ちゃんが生まれると洋服はもちろん、おむつやらベビーベッドやらとにかくモノが増えます。

我が家は前述の通り収納多めの部屋にしたにもかかわらず、生後2カ月弱で早くもキャパギリギリです(笑)

一方で、住めなくはない=頑張れば住めると思っている理由としては、まだ赤ちゃんが動き回らないので人が動き回るスペースとしては2人の時と大して変わっていないと感じているからです。逆にいえば赤ちゃんがハイハイでも動くようになると、狭い家だと家具にぶつかりやすくなったりまた色んな不都合も生じるような気配はぷんぷんしています・・・

ただこれも逆転の発想で、狭い家だからこそ赤ちゃんの様子がどこにいても分かるので、目を離したすきに~というリスクを避けることも出来ることはメリットです。

ということで、荷物の量にビビりきってはいるもののキャパ的にはまだ90%くらいなので、赤ちゃんが動き回れるようになるまではしばらく様子見かなあという感じですね。

追記

1LDK、無理でした(笑)詳しくは↓