離乳食はいつから?進め方は? 離乳食の基本が分かるオススメ本2選

離乳食はいつから?進め方は? 離乳食の基本が分かるオススメ本2選

こんにちは、ヘフミュールです。

赤ちゃんにとって成長の1段階となる母乳/ミルクから離乳食への移行。大雑把に生後5~6ヶ月から離乳食が始まる、ということは分かるのですが、じゃあどうやって離乳食を始めるの?どんな食材をあげたらいいの?っていう実用的な情報って、いまいち分からないんですよね。

我が家でもそうで、住んでいる自治体の講座みたいなものは参加したものの、それでも離乳食があまりに未知ということで、まずは本を買って勉強することにしました。この記事ではその中で特に参考になって、継続的に読んでいる本を2冊に絞ってご紹介します。

正直、離乳食系の本はこの2冊があれば大抵の情報はカバーできると思うので個人的にオススメです。

1冊目 最新! 初めての離乳食新百科

まずはじめはこちらの本です。

ベネッセの出版する離乳食新百科です。このシリーズ、妊娠から出産、育児まで色んな新百科シリーズがあるので、目にしたことのある方も多いのではないでしょうか。

我が家も妊娠シリーズを買っていて満足だったのでこの離乳食シリーズを買ってみることにしました。

オススメポイント

この本の良いところは、新百科の名の通り離乳食の基本のキから解説されていることです。

具体的には、離乳食の目的とは?といった点や、↓の写真のようにいつ、どんなステップで離乳食の量や食材を増やしていくのかが、初期、中期、後期の時期別に段階を追って詳細に説明されている点等が挙げられます。

出典:Amazon

また、月齢別に食べられる食材リストも付いているので、このリストに沿って離乳食を進めていけば食材に迷うことはまず無いですし、食べた食材をまとめたり、赤ちゃんの好き/嫌いもリストにメモして網羅できるのでかなり便利です。

出典:Amazon

レシピについても基本的な食材の作り方は網羅されていますので、特に何をどう調理すればいいか分からない離乳食初期段階で、レシピをあれこれ悩むことが無いだけでも時短にもなります。

2冊目 体、知能がグングン育つ離乳食

2冊目は先程とジャンルが変わって読み物系の本で、こちらは5名の専門医がそれぞれの視点から、赤ちゃんの体、脳にとって良い離乳食とは何か?を説明している本です。

オススメポイント

まず何よりも、離乳食の常識(と親が思っているもの)を覆すと言っても過言でないくらい目から鱗な内容であることです。

一例をあげると、一般的に離乳食は10倍がゆから始めましょうと言われるケースがほとんどですが、この本ではそれを真っ向から否定しています。

また、糖質、脂質、タンパク質といった主要栄養素が赤ちゃんにどのように作用して、どの栄養素が重要かといった内容が専門家の知見から説明されているほか、妊娠期~誕生までの離乳食が必要になる前段階で赤ちゃんがどのような栄養をもらって成長するか、と言った点も言及されていますので、赤ちゃんの栄養はもちろんのこと、大人にとっても学びになる栄養学の参考文献のような書籍です。

注意点

注意点としては、この本はレシピ本ではなくあくまで読み物ですので、具体的な離乳食の作り方はほとんど載っていません。多少のレシピの記載はありますがあくまでサブ的な扱いです。

ですので、手っ取り早く離乳食の作り方を教えて!というよりは、長期的な視点で赤ちゃんの健やかな成長につながる栄養の知識を身に付けておきたい、という方に合っている本になります。

まとめ

以上の2冊が私が読んでとても参考になった離乳食関連書籍です。特に2冊目の「体、知能がグングン育つ離乳食」は、一般的な離乳食の常識とは少し異なる視点でとても面白かったです。

と言っても、まずは王道の離乳食の知識を持ったうえで読む方が意表を突かれた感じがして読みごたえがあると思うので、まずは1冊目のような離乳食の全体像がわかる本を読んでから読み進める順番がおススメです。

離乳食を知ると食べ物の重要性が分かって、自分自身の健康や料理にも興味が出てきます。個人的には、筋トレ好きでPFCバランスを気にする男性と離乳食の相性はとてもいいと思うので、是非赤ちゃんの成長の過程として離乳食の世界のどっぷりつかってみてはいかがでしょうか?