【違いを解説】ベビーシートとチャイルドシートは別物だった件
- 2022.03.28
- ベビーグッズ
先日、↓の新生児向けチャイルドシート比較の記事を投稿したばかりですが、タイトルの通りチャイルドシートとは別にベビーシートというものがあるということを今更知りました。
もしかして私と同じように赤ちゃんが車で使うものは全てチャイルドシートと思っている方がいるかもしれないのでメモ的に残しておきます。
チャイルドシートを細分化すると主に3つ
そもそも、チャイルドシートというのは対象年齢により名称が異なるようです。具体的には下記の表をご覧ください。
私のように今まで関連用品を使ったことがない場合、全てをまとめてチャイルドシートと呼ぶものだと思っていたのですが、チャイルドシートは1-4歳の時に使うもので、それより前の新生児に特化したものをベビーシート、逆に4歳以降はジュニアシートと呼ぶようです。
ちなみにベビーシートはこんな感じでシートごと持って動けるようなやつです。
ただ、メーカーによって新生児から使用可能なチャイルドシート(先日の記事で比較したもの)のように、このカテゴリを超えて兼用できる製品もあり、実際にはメーカー、製品ごとに対象年齢を確認する必要があります。
で、購入者としては選択肢は2つあります。専用のチャイルドシートを段階に応じて3回買うか、もしくは兼用のものを購入して1回or2回の購入に抑えるかです。ここからは、特にベビーシート専用も製品と、新生児期も兼ねたチャイルドシートのそれぞれについてどんなメリットがあるのかを記していきます。
兼用・専用それぞれのメリット
兼用のメリット 買い替え頻度の減少・お財布に優しい
単純に考えると、年齢に応じてベビーシート、チャイルドシートと買い替える必要があるので、費用が嵩みますよね。しかも、これらって割と物自体が大きいにも関わらず、第二子、第三子と生まれない限り2度と使うことがないので、3つも揃えると軽い不良債権化する可能性もなくは無さそうです。
おそらくそんな物的、金銭的理由のもと兼用製品が出てきて、さらに人気を博しているのだろうということは容易に推察できます。兼用っていい響きですよね。
実際、そんな事情もあってか日本のメーカーはほとんどが兼用であるようで、私の調べた限りコンビはベビーシートはラインナップに無く、アップリカも1製品しかありませんでした。そのため日本メーカーの製品が欲しい場合は兼用のチャイルドシートになってくるかと思います。
専用のメリット 機能面の優位性
ただ一方で、これは私の意見ですが兼用って両方のいいとこ取りばかりではなく、特に安全性、快適性という観点では必ずしもベストチョイスでは無さそうだと感じていて、逆にその点が専用のベビーシートの優位性ではないでしょうか。
というのも、新生児にも使えるチャイルドシートのレビューを見ると、各社のトップモデルでも思いの外「首がぐらつく」「赤ちゃんが苦しそう」みたいなレビューが散見されます。
これは兼用あるあるですが、いくつかの機能を同時に満たす一方で、兼用でない製品が持っている機能を諦めざるを得ない、要するに新生児から使えるけれど機能性は新生児に特化したベビーシートには劣る、ということが言えそうです。
また、専用と言いつつもベビーシートは多くの場合トラベルシステムといってベビーカーにそのまま取付け出来るなどの機能が付いています。これがものすごく便利そうなので別途記事にしたいと思いますが、利便性という意味でもベビーシートに有利性があるように感じます。
まとめ 結局どっちがいいの?
兼用チャイルドシートがおすすめ なるべく買い替え頻度を減らしたい場合
前述したように、チャイルドシートって結構かさばるので、何個も買いたくない、なるべく同じものを長く使って済ませたい、という場合は兼用の方がいいのかなと思います。機能性が劣ると言っても安全基準を満たしている製品を選べばよほど不便を強いられることは無いでしょうし、何よりチャイルドシートは高価なので合理的に考えるのであれば兼用を買ってしまった方があれこれ考えなくて済むのではないでしょうか。
ベビーシートがおすすめ 機能性・利便性を重視。新生児期に車で移動する機会が多い場合
年齢に応じて買い替えすることは苦ではない、その分赤ちゃんの年齢に応じて機能性や利便性に優れているものを選びたい、という場合はベビーシートを見てみるのが良さそうです。また新生児期に車移動がメインとなる場合は、簡単に取り付け出来ることを加味してもベビーシートの方が便利なのではないかと思います。
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